第2管理地の植物3(低木)
 
低木とは、木の高さが5m以下で、通常、背の高い木(高木)の下に生えるものを言います。ここの里山には、暖地に多い常緑のものや、寒い地域に多い落葉のものが混在しています。
   
ムラサキシキブ

クマツヅラ科の落葉樹。その名の通り、紫色のきれいな実を付けます。
   
ガマズミ

スイカズラ科の落葉樹。初夏には白い花。秋には真っ赤な果実が付き、食べられます。
 
サンショウ

ミカン科の落葉樹。葉も実も良い香り。「山椒は小粒でもぴりりと辛い」。トゲに注意。似たものにイヌサ ンショウがありますが、こちらの香りは良くありません。
 
ヤマグワ
 
クワ科の落葉樹。ここの里山には、クワが多く見られます。植えられたかもしれません。
 
ヤマグワ(2)

葉は切れ込みがないものや、この写真のように3裂するものなどいろいろな形があるようです。
 
イボタノキ

モクセイ科の落葉樹。雑木林の林縁に生えます。
 
ヤマブキ

バラ科の落葉樹。春先に黄色の花をつけます。まさに山吹色の小判は黄金色の輝き。
 
アオキ

ミズキ科の常緑樹。樹皮が緑であることからアオキ。おなじみの赤い実を付けます。この里山には斑入りも みられます。
 
イヌツゲ

モチノキ科の常緑樹。庭木や盆栽としてよく見かけます。
    
マンリョウ

ヤブコウジ科の常緑樹。鮮やかな赤い実をつけ、正月の飾りに使われます。イチリョウとは同じ仲間(科) ですが、同じような赤い実を付けるセンリョとは、科が異なるようです。
 
ヤブコウジ 

ヤブコウジ科の常緑樹。地を這うように生え、赤い実をつけます。別名イチリョウ(一両)とも言われてい ます。
 
ナンテンギ科

メギ科の常緑樹。難を転ずる縁起の良い木。お正月などに飾りとして使われます。また、喉の薬としても利 用されています。
 
 





inserted by FC2 system